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ディスク投げ

させぼ障がい者スポーツ交流大会2023

先日、佐世保市と佐世保地区障がい者就労支援協議会による『させぼ障がい者スポーツ交流大会』が開催され、NEUTRALからも7人の利用者様が参加をされました。

競技内容は先日のブログに書いていますので、そちらも見て頂くと嬉しいです。

→こちらhttps://neutral.works/training1124/

 

当日、私はジャッジマン(副審)としてお手伝いをしました。運よくNEUTRALの利用者様が競技を行うグループをジャッジすることになり、その様子を観ることができました。

 

皆さん、他の利用者様や職員と関ることが殆ど無いことで緊張され、また参加者の多さに「思っていたよりも大勢参加されていますね」と圧倒されていたそうです。カチンコチンになっていました。

 

現場で、誤算だったのはゴールまでの距離。練習の時は私の距離感がバグっていたため、おそらく8mぐらいの距離で投げていました(バグっているため8mも違うかも)。近くなったのは嬉しい方の誤算です。練習での距離はブログ掲載の写真で確認できます。

こちら→https://neutral.works/training1201/

実際の距離が近くなったことで、皆さん少しだけ余裕がでてきたようでした。

 

いざ、本番。

やはり本番では緊張してしまい、練習の成果を発揮できない利用者様もいました。一緒に練習を重ねてきた私は、利用者様の真正面から、ゴールを通過しないディスクとそれを悔しそうに見つめる利用者様の姿を見て、複雑な心境で旗を横に振りました。※横に振るのは不通の意味

参加者の中には車椅子の利用者様もおり、練習にも参加をされていました。練習の様子を見た限り、1投も決まらないのではないかという印象でしたが、本番では1投通過させることができました。前日に「必ず1投入る!」声をかけをし、当日も1投1投アイコンタクトを行いました。1投通過はその期待に応えていただいたものだと思っています。

そんな中でも本番で実力を発揮した好成績を収めた利用者様も数名おられ、本人も応援する他の利用者様も一緒になって盛り上がっていました。

 

いつも通りの生活の中で感情が大きく揺れる経験はあまり無いかと思います。喜びでも悔しさでも豊かな感情が沸き起こったのは、利用者様にとって良い経験になったのではないかと思います。大会に誘って本当に良かったです。

 

来年も開催される予定です。今回、参加しなかった利用者さんも次回は参加して、この経験を感じて欲しいと思いました。

 

大会運営者様、協力された関係者様、参加者様。利用者様にとっても私自身にとっても充実した一日となったこと、感謝を申し上げます。

 

大会の様子↓