本日、1年程利用された利用者さんの通所最終日でした。彼は、20代のハーフで背も高くとてもイケメン。
いつもニコニコされている姿が印象的でした。日本語も上手で、ある程度のことは日本語で話してくれます。
時に難しい説明などは翻訳アプリを使ったこともありましたが、ほんの数回程度。そして挨拶の言葉もお辞儀までしっかりしてくれるので、接する側もとても心地よく感じていました。
作業の合間に、日本語の知らない言葉を学んでみたり、自分の名前も日本語でかけるようになったりと感心することばかり、、、。見習わなければと思うこともありました。
思い返してみても、彼が不機嫌な態度をとったり、嫌な顔をしていた記憶がないほどです。
退所される際、何人もの利用者さんがお見送りをしてくれている姿に、彼の優しさや 誠実さが周りのみんなにもしっかり伝わっていたのだと、胸が熱くなりました。
母国語も文化も異なる環境の中で暮らすということは、私たちが想像する以上に不安や努力の連続だったはずです。それにもかかわらず、いつも笑顔を絶やさず前向きに学び、周りの人々へも敬意と心地よさを届け続けてくれた彼の姿勢には、本当に頭が下がる思いがします。
国籍や言語の違いを超えて心を通わせるために最も大切なのは、特別なテクニックではなく、「相手をリスペクトする姿勢」や「互いに歩み寄ろうとする素直な心」なのだと、彼が日々の振る舞いを通して教えてくれた気がします。
通所を終えられたのは寂しくもありますが、彼と過ごした1年間は、事業所にとっても、そして共に過ごしたスタッフや利用者さんにとっても、かけがえのない財産となりました。新たな一歩を踏み出す彼の未来が、明るい笑顔とたくさんの幸せに満ちたものになるよう、心から応援しています。
そして彼が残してくれた、『NEUTRALの一員にしてくれてありがとうございました。ここに通所できてよかった』という言葉を胸に、これからもより良い支援を模索しながら利用者さんの思いに寄り添い続けられる事業所でありたいと思います。

