NEUTRALでは施設内作業として転写を行っています。転写とは食器の絵付け作業方法の一つで筆を使って色を塗ったり絵を描いたりする方法とは違って、沢山の器に同じ模様を比較的簡単に絵付けする方法です。作業方法は、転写紙を大きな台紙から一つ一つはさみで切り取る➡転写紙(吸水性のある特殊な紙)を水に浸す(15秒程度)➡転写紙を水中から取り出しデザイン部分を器の上にスライドさせる➡位置を決める➡その後転写紙と器の間の空気、水分をゴムヘラ等で除去する➡残った水分をきれいにタオルでふき取る➡検品（ここまでがNEUTRALでの作業）

その後窯元にて焼成窯で焼成(約850度)され、完成です。転写作業の精度は許容範囲にあれば良しとされますがNEUTRALでは更に上の品質を目指し作業を行っています。転写の絵柄や陶器の種類は様々で、簡単なものから、難しく時間がかかるものまで多岐にわたります。利用者さんも得手不得手があったりしながらも、集中して取り組まれ、徐々に上達していかれる姿は頼もしくも感じます。時には雑談に花が咲きながらも、アットホームな空間で楽しく作業しています。

NEUTRALの雰囲気を肌で感じたい方は、ぜひ、ご見学ください!!